2008/06/01 (Sun)
アスランがアスランがアスランがもう格好良くて良すぎて憤死するかというくらい興奮しました…!!!
ナルニア国物語の中でクロキが最も愛しているキャラは、勿論アスランです。
大好きです。お慕いしてます。愛してます!
もともと原作を読んで嵌ったクチで、映画第一作目はあまりに期待しすぎたために、そのデキのイマイチさに玉砕した人間のひとりです。
(一作目好きな人、ごめんなさい。愛ゆえに評価が厳しいのです;)
で、今回はそれを教訓に、あまり期待しない方向で見に行ったんですが…
いい意味で裏切ってくれたよ! 有り難うアンドリュー!
アスランの最初の登場は半ばルーシーの夢オチっぽかったけど、遠くの方から「ガルルゥ…」と獣の鳴き声が聞こえてきた瞬間、早くも脳内沸騰。
これ絶対アスランが来る…! と期待を胸に鑑賞。
踊る花弁と小さな女王に道を拓ける木々たち。
1300年の間に人々に忘れられ沈黙してきた彼らが、四兄弟の中で最もアスランへの愛と信頼に満ちていただろうルーシーにだけ語りかけるかのようなこのシーン、大好きです。
きっとナルニア人たちも長い闘いで、彼女のような純粋な心を忘れちゃったんだろうなぁ…とか。
だから助けたくても、アスランも何もできずに歯がゆい想いをたくさんしてきたんだろうなぁ…とか。
そして期待通りに(夢オチっぽくても)現れたアスランは、一作目より更に大きく格好良くなって帰ってきてくれました…!
そして!
戦いの終盤、漸く再会したシーンで、アスランに飛びつくルーシーと、転がりながら彼女を受け止めるアスラン!
う ら や ま し す ぎ る … ! ! !
あんな風に私もアスランに抱き付きたい!
CGだって分かってても、彼女を見るアスランの眼差しの暖かさと柔らかさにキュン死にしそうだった…。
ここでアスランのクロキ的名台詞、「我が子よ」って呼びかけを期待していたのですが、聞けませんでした(T_T)
というか、最後まで期待してたんだけど一度もなかった…もの凄く残念だ。ああ残念だ。
もしナルニアに行けるなら、アスランに「我が子よ」と言ってもらいたい、と真剣に思ってます(笑)
でもみんなを助けに行こうとするアスランに「私も戦う」みたいなことを言ったルーシーに、「これ以上勇敢になったら雌ライオンになってしまうぞ」と言ったアスランの台詞が素敵すぎて身悶えました。
そして最後、逃げ出したミラース卿をベルナ(だっけ?)の川で追いつめたナルニア軍。
橋の向こうにはルーシーが!
立ち塞がる小さな少女に一瞬立ち竦むテルマール軍。
腰に下げた武器をそっと引き抜くルーシー。
…果物ナイフみたいな、ちっちゃい武器(笑)
異様な空気に飲まれつつも、勝てないはずがないとルーシーへ襲い掛かるテルマール軍。
その、ルーシーの背後からゆったりと姿を現す ア ス ラ ン ! ! !
格好いい凛々しいつーか神々しいっっっ。
彼のひと吠えで川の水が巨大なおっさんとなり、テルマール軍に襲い掛かる。
…反則です。もう人類が敵うわけありません。
てことで、あっさりテルマール人の敗北(笑)
ここで漸くルーシー以外の前に姿を現したアスランは、1300年ぶりにみんなとご対面となりました。
えーここまでアスランについてひた語ってきましたが、他のキャラも。
自分的にエドマンドがいい感じに成長しててちょっとトキメキましたv
一作目から一変し、意地悪なお兄ちゃんから「正義王」に!
やっぱり「正義」を語る人は「悪」を理解している人じゃなきゃダメですよね。
その点彼は過去の過ちから悪を知って善の尊さを誰より身に染みて知ったので、余計に「正義王」の二つ名が重く感じられます。
そーゆー意味ではピーターよりずっと堅固な意志を持ってそうだ。人間が深そうだ。
だからこそ、ピーターさえ負けそうだった誘惑にも負けず、復活しそうだった魔女を剣で貫くことができたんだろうなあ。
…そうです、クロキはエド贔屓です(笑)
普段はしっかりしてるのに、大事な作戦の要でもある懐中電灯を弄んでる内にうっかり落っことしちゃうお間抜けさんなところも愛しいです。
戦闘シーンではあまり目立った活躍が見られなかったのが多少残念ですが、難しい役所――兄であるピーターを立てつつ、重要な任務はしっかりこなせるのは流石だなー。
それに、映画ではありませんでしたが、ルーシーの次にアスランの存在に気付くのはエドなんですよ!
いつの間にか妹にまでしっかり気を遣えるお兄ちゃんになっちゃってv
やはり一番成長が目覚ましかったのは彼だと思います。
ピーターは、最初は「兄」だとか「一の王」だとかの重責に振り回されている感が否めない、少々頼りない部分が目立ちましたが、追いつめられてからの彼の凛々しさは素敵でしたv
子供ながらも歴としたナルニアの王らしく振る舞えていたと思います。
「王だから民を率いなければならない」んじゃなくて、「王だから民を守らなければならない」と気付いてからの彼には、きっと最初の特攻で仲間を失ったセントールさんたちも心からの忠誠を以て従うことができたんじゃないかな。
それくらい、凛々しかったです。
最初の特攻で、門の向こうに取り残された仲間を助けることができず、なかなかその場を離れられなかった時に見せた彼の辛そうな表情には、ああやっぱり王様なんだなあというか、兵士を消耗品としてではなく家族として見ているんだなあと感じられて嬉しかった。
英雄王はちょっと背伸びをしているけれど、王としての素質はしっかり持ってるんだよ。
ミラース卿との一騎打ちの時は結構殴られたりしてハラハラしましたが、体格からして全然違うのに充分互角にやり合ってたし、嘘くささのない等身大の強さで、逆に格好良く見えた。
心配して見守る自軍を安心させるために「笑顔を崩さないで!」との忠告を受け、それを実行した彼のちょっと引きつった笑顔は眩しかった(笑)
でも、今回一番凛々しかったのは何と言ってもスーザンだ!!
なんなんだあの凛々しさは、勇ましさは! 〝優しの君〟どころか〝勇ましの君〟だよ!
どこに行っても、どこで闘いが勃発しても常に最前線で闘う王女。
しかも弓ってどっちかってーと援護っぽいのに、弓で人は切るわ刺すわ投げるわ、顔は超クールだわでかなりシビレタ(笑)
いえ、でも、闘う女は好きです。強ければ尚のこと。
長女と言っても遜色ないほどしっかりしてるし。
でもその分、一番現実主義な彼女はナルニアにはもう来られないんですよね。
哀しい…。
いっそ英国には帰らずにカスピアンとらぶらぶしとけばよかったのに!
ルーシーは、相変わらず末っ子でみんなに守られている上にキーパーソンっぽい役所で派手な活躍はありませんでしたが、所々に見せる表情が妙に大人びていてドキドキしたv
特に作戦会議の時に祭壇の上に座っていた彼女が発言した時。
「あの時、本当に魔女を倒したのは誰だった…?」
という静かな、それでいて核心を突いた発言には軽く戦慄。
確かに子供なのに、やっぱり彼女も1300年前には立派な王女としてナルニアを導いてきたんだなあと実感。
そんな演技でした。
でも今回は〝頼もしの君〟の二つ名からはちょっとずれちゃったかな、てな感じでした。
一作目では自分の心に従ってぐんぐん突き進んでたルーシーが、今回は控え目だった。
まあ彼女は次回作でも見れるので、楽しみにしてますv
ちなみに今回最もショックを受けたシーンは、テルマール軍が投石機で投げた石を食らった木が、怒って根っこをびゅんびゅん伸ばし、途中にいた兵士を総シカトで投石機に突っ込み、根っこで絡み取って潰したシーンです。
すげー怒っていらっしゃる…!
てか枝も根っこのばし放題で動き放題って、最強じゃないか!笑
あ、でも、戦う王女スーザンを見たショックもほぼ同列でした(笑)
勿論、アスランを見ている瞬間が一番幸せだったのは言うまでもありません。
…予想はしてましたが、気付けば馬鹿長くなってますね。
まだまだ語り足りないキャラやシーンが盛りだくさんですが、興奮しすぎて色々シーンを忘れてそうなので(笑)今日はここらで打ち止めにします。
あ、来週二回目行ってきます。
それまでにもう一度原作を読み直しておこう。
を、見てきました。
以下、ネタもバレバレな感想になりますので、
まだ見てない方と興味のない方はご覧にならないで下さい。
以下、ネタもバレバレな感想になりますので、
まだ見てない方と興味のない方はご覧にならないで下さい。
アスランがアスランがアスランがもう格好良くて良すぎて憤死するかというくらい興奮しました…!!!
ナルニア国物語の中でクロキが最も愛しているキャラは、勿論アスランです。
大好きです。お慕いしてます。愛してます!
もともと原作を読んで嵌ったクチで、映画第一作目はあまりに期待しすぎたために、そのデキのイマイチさに玉砕した人間のひとりです。
(一作目好きな人、ごめんなさい。愛ゆえに評価が厳しいのです;)
で、今回はそれを教訓に、あまり期待しない方向で見に行ったんですが…
いい意味で裏切ってくれたよ! 有り難うアンドリュー!
アスランの最初の登場は半ばルーシーの夢オチっぽかったけど、遠くの方から「ガルルゥ…」と獣の鳴き声が聞こえてきた瞬間、早くも脳内沸騰。
これ絶対アスランが来る…! と期待を胸に鑑賞。
踊る花弁と小さな女王に道を拓ける木々たち。
1300年の間に人々に忘れられ沈黙してきた彼らが、四兄弟の中で最もアスランへの愛と信頼に満ちていただろうルーシーにだけ語りかけるかのようなこのシーン、大好きです。
きっとナルニア人たちも長い闘いで、彼女のような純粋な心を忘れちゃったんだろうなぁ…とか。
だから助けたくても、アスランも何もできずに歯がゆい想いをたくさんしてきたんだろうなぁ…とか。
そして期待通りに(夢オチっぽくても)現れたアスランは、一作目より更に大きく格好良くなって帰ってきてくれました…!
そして!
戦いの終盤、漸く再会したシーンで、アスランに飛びつくルーシーと、転がりながら彼女を受け止めるアスラン!
う ら や ま し す ぎ る … ! ! !
あんな風に私もアスランに抱き付きたい!
CGだって分かってても、彼女を見るアスランの眼差しの暖かさと柔らかさにキュン死にしそうだった…。
ここでアスランのクロキ的名台詞、「我が子よ」って呼びかけを期待していたのですが、聞けませんでした(T_T)
というか、最後まで期待してたんだけど一度もなかった…もの凄く残念だ。ああ残念だ。
もしナルニアに行けるなら、アスランに「我が子よ」と言ってもらいたい、と真剣に思ってます(笑)
でもみんなを助けに行こうとするアスランに「私も戦う」みたいなことを言ったルーシーに、「これ以上勇敢になったら雌ライオンになってしまうぞ」と言ったアスランの台詞が素敵すぎて身悶えました。
そして最後、逃げ出したミラース卿をベルナ(だっけ?)の川で追いつめたナルニア軍。
橋の向こうにはルーシーが!
立ち塞がる小さな少女に一瞬立ち竦むテルマール軍。
腰に下げた武器をそっと引き抜くルーシー。
…果物ナイフみたいな、ちっちゃい武器(笑)
異様な空気に飲まれつつも、勝てないはずがないとルーシーへ襲い掛かるテルマール軍。
その、ルーシーの背後からゆったりと姿を現す ア ス ラ ン ! ! !
格好いい凛々しいつーか神々しいっっっ。
彼のひと吠えで川の水が巨大なおっさんとなり、テルマール軍に襲い掛かる。
…反則です。もう人類が敵うわけありません。
てことで、あっさりテルマール人の敗北(笑)
ここで漸くルーシー以外の前に姿を現したアスランは、1300年ぶりにみんなとご対面となりました。
えーここまでアスランについてひた語ってきましたが、他のキャラも。
自分的にエドマンドがいい感じに成長しててちょっとトキメキましたv
一作目から一変し、意地悪なお兄ちゃんから「正義王」に!
やっぱり「正義」を語る人は「悪」を理解している人じゃなきゃダメですよね。
その点彼は過去の過ちから悪を知って善の尊さを誰より身に染みて知ったので、余計に「正義王」の二つ名が重く感じられます。
そーゆー意味ではピーターよりずっと堅固な意志を持ってそうだ。人間が深そうだ。
だからこそ、ピーターさえ負けそうだった誘惑にも負けず、復活しそうだった魔女を剣で貫くことができたんだろうなあ。
…そうです、クロキはエド贔屓です(笑)
普段はしっかりしてるのに、大事な作戦の要でもある懐中電灯を弄んでる内にうっかり落っことしちゃうお間抜けさんなところも愛しいです。
戦闘シーンではあまり目立った活躍が見られなかったのが多少残念ですが、難しい役所――兄であるピーターを立てつつ、重要な任務はしっかりこなせるのは流石だなー。
それに、映画ではありませんでしたが、ルーシーの次にアスランの存在に気付くのはエドなんですよ!
いつの間にか妹にまでしっかり気を遣えるお兄ちゃんになっちゃってv
やはり一番成長が目覚ましかったのは彼だと思います。
ピーターは、最初は「兄」だとか「一の王」だとかの重責に振り回されている感が否めない、少々頼りない部分が目立ちましたが、追いつめられてからの彼の凛々しさは素敵でしたv
子供ながらも歴としたナルニアの王らしく振る舞えていたと思います。
「王だから民を率いなければならない」んじゃなくて、「王だから民を守らなければならない」と気付いてからの彼には、きっと最初の特攻で仲間を失ったセントールさんたちも心からの忠誠を以て従うことができたんじゃないかな。
それくらい、凛々しかったです。
最初の特攻で、門の向こうに取り残された仲間を助けることができず、なかなかその場を離れられなかった時に見せた彼の辛そうな表情には、ああやっぱり王様なんだなあというか、兵士を消耗品としてではなく家族として見ているんだなあと感じられて嬉しかった。
英雄王はちょっと背伸びをしているけれど、王としての素質はしっかり持ってるんだよ。
ミラース卿との一騎打ちの時は結構殴られたりしてハラハラしましたが、体格からして全然違うのに充分互角にやり合ってたし、嘘くささのない等身大の強さで、逆に格好良く見えた。
心配して見守る自軍を安心させるために「笑顔を崩さないで!」との忠告を受け、それを実行した彼のちょっと引きつった笑顔は眩しかった(笑)
でも、今回一番凛々しかったのは何と言ってもスーザンだ!!
なんなんだあの凛々しさは、勇ましさは! 〝優しの君〟どころか〝勇ましの君〟だよ!
どこに行っても、どこで闘いが勃発しても常に最前線で闘う王女。
しかも弓ってどっちかってーと援護っぽいのに、弓で人は切るわ刺すわ投げるわ、顔は超クールだわでかなりシビレタ(笑)
いえ、でも、闘う女は好きです。強ければ尚のこと。
長女と言っても遜色ないほどしっかりしてるし。
でもその分、一番現実主義な彼女はナルニアにはもう来られないんですよね。
哀しい…。
いっそ英国には帰らずにカスピアンとらぶらぶしとけばよかったのに!
ルーシーは、相変わらず末っ子でみんなに守られている上にキーパーソンっぽい役所で派手な活躍はありませんでしたが、所々に見せる表情が妙に大人びていてドキドキしたv
特に作戦会議の時に祭壇の上に座っていた彼女が発言した時。
「あの時、本当に魔女を倒したのは誰だった…?」
という静かな、それでいて核心を突いた発言には軽く戦慄。
確かに子供なのに、やっぱり彼女も1300年前には立派な王女としてナルニアを導いてきたんだなあと実感。
そんな演技でした。
でも今回は〝頼もしの君〟の二つ名からはちょっとずれちゃったかな、てな感じでした。
一作目では自分の心に従ってぐんぐん突き進んでたルーシーが、今回は控え目だった。
まあ彼女は次回作でも見れるので、楽しみにしてますv
ちなみに今回最もショックを受けたシーンは、テルマール軍が投石機で投げた石を食らった木が、怒って根っこをびゅんびゅん伸ばし、途中にいた兵士を総シカトで投石機に突っ込み、根っこで絡み取って潰したシーンです。
すげー怒っていらっしゃる…!
てか枝も根っこのばし放題で動き放題って、最強じゃないか!笑
あ、でも、戦う王女スーザンを見たショックもほぼ同列でした(笑)
勿論、アスランを見ている瞬間が一番幸せだったのは言うまでもありません。
…予想はしてましたが、気付けば馬鹿長くなってますね。
まだまだ語り足りないキャラやシーンが盛りだくさんですが、興奮しすぎて色々シーンを忘れてそうなので(笑)今日はここらで打ち止めにします。
あ、来週二回目行ってきます。
それまでにもう一度原作を読み直しておこう。
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